もう、冬支度です

2020年11月12日

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ここ2週間ほどグズグズした天気が続き、家にこもっているうちに、すっかり紅葉も終わり、いよいよ冬支度です
雪国の冬支度は大変です。自宅の外に出していた植物は、霜が降りる前にベランダに取り込み、ベランダに出していた鉢植えは、夜は部屋の中に取り込まなくてはいけません。昨年は初雪の量が多かったので、庭の一番大きな金木犀がおれてしまいました。今年は、早々と支柱を立てて、紐でまとめてあります。庭植えの植物の始末も必要ですし、外で使っていた用具も、吹雪に飛ばされないようにしなければいけないし・・・やることはいっぱいです。
そういえば、こういったことを気にするようになったのは、現場から引退してからかもしれません。ちょっとだけ、身近なことに目がいく余裕ができたのでしょうか。

ほけんだよりを小学校低・中・高、中学校にそれぞれ1つづつUPしました。


 全国にたくさんある「白糸の滝」。これもその一つです。もう冬の風情ですね。

 

 

 

 

 

京都に行きたいなあ

2020年10月15日

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 今年1月に京都に行って以来、もう9ヶ月。そろそろ「秋の特別拝観」も始まります。
でも、こんな状況の中、仕事がなくなったり、逆に超多忙になったり、その他にもいろいろ苦労されている方がいることや、新型コロナの流行状況などを考えると、「さあ、京都に行こうか」という気になれません。今のところは、過去の写真やネットの情報を見て楽しむしかないですね。「まったり京都」は、しばらくお休みです。

今回の新しいページは「ショート指導」と「新型コロナ」にUPしてあります。
「ショート指導」は小中3つ、「新型コロナ」は、北海道の医師松崎先生のPP集です。

せめて金木犀でも見て、まったりしましょう。薫りが届けられないのが残念。

未だに「うがい論争」 

2020年9月13日

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性の学習に「初経指導」(小学校5年 女子対象)「様々な性」(小学校5年)「恋愛と人間としての能力」(中学生)「恋愛と自立」(中学生)をアップしました。

友人から中日新聞の記事が送られてきました。
愛知県一宮市の保育園で「うがい」の賛否論争が起きている、というものでした。

この記事を読んで気になったことが4つあります。 
1つめは「感染症予防の基本は手洗い、うがい」と保護者が思っている、ということです。
何度も書いていますが、国は、コロナ感染症の予防行為として「うがい」を勧めてはいません。「うがい」の「う」の字もありません。もし本当に「感染症予防の基本は手洗い、うがい」なのであれば、なぜ国はコロナ感染症の予防として、「うがい」を勧めないのでしょうか。もちろん、勧めないのは効果が証明できないからです。
さらに今は、インフルエンザの予防行為からも「うがい」は削除されており、さらに「インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」と様々なものに明記しています。
この文言が法律に記載されるようになったのは2011年の改正以降ですから、10年前に「うがい」の効果は「エビデンス(科学的証拠)がない」と国が認定したことになります。
この情報が、多くの国民には伝わっていないのです。
前述の保護者の方も、きっと小さい頃から「感染症予防の基本は手洗い、うがい」と教わってきたのでしょう。それが修正されないままだということです。

2つめは「うがい」を推奨するお医者さん達の理論です。
お一人は「うがいでの(ウイルスの)飛散を気にするなら、手洗いも同じになってしまう」とおっしゃっています。
「・・・ん?それって・・・変」お気づきですよね。手洗いはそのほとんどが石けんを使います。石けんの中の合成界面活性剤は、ウイルスを不活化することがはっきりしていますから、手洗い後のウイルスは感染力を持っていません。
でも「うがい」は、ウイルスが「生きたまま大量に」吐き出されることになり、感染力を持っています。従って「うがい」と手洗いが同じ、というのは間違いです。このことは、他のお医者さんに、間違っていないか確認してもらいました。
今回の新型コロナウイルス感染症を「うがい」で予防できる、という証明もありません。
もうお一人うがいを勧める方の言うように「うがいで一部のウイルスを洗い流せる」としても、一部でしかないわけで、どれくらい「病気の予防」になるかは、わからないままです。また、ウイルスは喉以外にもたくさんいるわけで、「喉の一部を流せる」ことと「病気を予防できる」ことは、必ずしも同じとは限りません。

3つめは、厚労省結核感染課の「うがいで感染が拡大したとの報告はない」という説明。
ではお聞きしますが、感染が広がった例で「これは飛沫感染で広がりました」とか「これは接触感染でうつったものです」といった報告があるのでしょうか。
そんな報告はあり得ないですよね。だって、どんな方法で感染が広がったかなんて、どうやって証明するのでしょうか。ウイルスに「どんな方法でやってきたか」書いてあるはずもなく、証明はできません。あくまでウイルスの特性等を考えた上で「この方法なら他人に感染する」という意味で、飛沫や接触で「感染する」と考えられているだけです。だから、うがいだけでなく、飛沫も接触も「感染の報告」はできないはずです。
同様に考えれば、飛沫やエアロゾルで感染するなら、「うがいも十分危険」であることが考えられるはずです。「そんなこと、エビデンスなんかなくたって、ちょっと想像すればわかるでしょ!」と私に言ったお医者さんもいます。
もちろんこの点も、間違っていないか他のお医者さんに確認してもらいました。

4つめ、さらには、素人の私が考えて疑問に思ったことを、なぜ新聞は確認しなかったのでしょうか。ただ単に言い分だけを載せて、後は修正も訂正もしない・・・。そんな対応のマスコミに、今までもたくさん出会いました。言った方が勝ち、なのでしょうか。

細かく考えると、もっともっと疑問に思うことがたくさんあり、書き切れません。その、考えれば考えるほど浮かんでくる矛盾に気分が落ち込みますが、やはり私たち養護教員は、子どもの方を向きましょう。子どもたちにとって大切なことを、きちんと伝えましょう。誤解を解いておきましょう。それが、学校教育や学校保健の果たすべきことではないでしょうか。

 

京都 大原 実行院の紫式部

猛暑の中2学期スタート!

2020年8月18日

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「危険な暑さ」と表現されるような気温の中、2学期がスタートした、という学校がたくさんあるようです。熱中症の予防も必要な厳しい条件の中、コロナ感染症も各地で広がりを見せ、緊張を強いられる毎日がまた始まりました。
高校や大学などでのクラスターも発生しています。感染してしまった生徒の皆さんや学生さん、関係者の皆さんの1日も早い回復を祈っています。

現場の養護教員の皆さんも、くれぐれもお体に気をつけてくださいね。

1学期に実施できなかった健康診断が始まるところもあるようです。
内科検診、耳鼻科検診、歯科検診にそれぞれひとつずつ教材をアップしました。時間のゆとりもない中ですが、こんな中だからこそ、からだのすごさや大切さを実感してもらえればと考えました。

ミルミルのまわりでは、様々なものが「リモート」に切り替わっています。その分、回数や準備にかかる手間も増えています。やっぱり、直接会って話せるのが一番ですね。
でも今は我慢我慢。我慢だと思うとストレスが溜まるので、今は今の状況を「当たり前」と受け入れることにしました。いつまで続くかな・・・・?う~ん、それも考えないことにしようっと。

                           青空にすっくと白花のイヌタデ

「からだのおしゃべり」追加しました。

2020年6月26日

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最近、ドラッグストアに並ぶ空間除菌剤が気になっています。寒くなってインフルエンザが流行する時期にも、たくさんの空間除菌剤が並びますよね。
これらの空間除菌剤の説明書によれば、その成分は二酸化塩素(CLO2)で、25立方mの空間では6時間で99%の菌やウイルスを殺菌できるとのことです。
その通りだとすれば、この除菌剤を使えば、ほぼ無菌に近い空間で生活することができるということになります。果たしてそれは、私たちの健康に繋がるのでしょうか。
答えは「そうとは限らない」です。なぜなら、私たちが持っている免疫力は、身近にいるたくさんのウイルスや細菌によって形成され、かつ刺激されて強くなっていくものだからです。
実はこの空間除菌剤のCMにも「子どもが大人と同じ免疫力を持つには約15年かかる」という小児科医師会のコメントが載っています。つまり15年かけて様々な細菌やウイルスに感染しながら、免疫力がついていくことで、ある程度の病気にはかからずに、健康に過ごせるようになっていくという意味ではないのでしょうか。
細菌もウイルスもいない空間では、免疫力は強くなっていかない、ということを、このCM自体が伝えているとも言えます。CMが言いたいのは「だから子どもを守るためにウイルスや細菌を除菌してあげましょう」でしょうけれど、逆の結果を引き起こす可能性もあることになります。ちなみにこの商品の説明書には、「病気を予防することはできません」とも書かれています。
私たちはウイルスや細菌と一緒に生活し、共生しています。まさしく「with コロナ」。もちろん、病気の原因となるウイルスや細菌は、避けるにこしたことはありませんから、予防のための行動は大切です。しかし、私たちの周囲にある全てのウイルスや細菌が「排除すべきもの」なのではないのです。空気中にいるウイルスや細菌も、テーブルにくっついているウイルスや細菌も、「全部なくしてしまえばいい」と簡単に考えるべきではないと思うのです。
人間とウイルスや細菌の関係を、これを機会に見なおしてみることも必要なのかもしれません。

 京都 御寺泉涌寺 夏の庭

新型コロナ ほけんだより作りました。

2020年5月31日

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「新型コロナ」の予防について、ほけんだよりを作ってみました。小学校4~6年生用と中学生用です。今回のように「伝えること」が多い場合のほけんだよりは、からだの学習にするには無理がありますので、普通に担任が読んで、さらに説明を付け加えるように作ってみました。
ほけんだよりのカテゴリー、小学校高学年と中学校の間にあります。使ってみてください。

「うがい」再考

2020年5月18日

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皆さま、いかがお過ごしですか?
まだまだコロナは油断ができませんが、緊急事態宣言が解除された所もあり、少しは、苦しい思いをする患者さんや亡くなる方が少なくなるだろうと思うと、ちょっとほっとします。
この間ミルミルの周囲では、ちょっとした事件があり、改めて考えさせられることがありました。
それは「うがい」についてです。
前回の新着情報で、フッ素洗口でコロナウイルス感染を広げる可能性がある、というお話をしました。その時「だったら普通のうがいはどうなの?」と思われた方もいたのではないでしょうか。

すでにご存じの方はたくさんいるかとは思いますが、確認です。
例えばインフルエンザの予防行為としての「うがい」は、数年前から厚生労働省のポスター等からは削除されいています。それまでは「うがい 手洗い マスク」と書いてあったのに、今は「手洗い マスク」です。
そう、厚生労働省はインフルエンザの予防行為として、すでに「うがい」は勧めていないのです。
その理由は「科学的に証明されていない」からです。
そもそも「うがい」は日本独特の予防行為で、「鵜飼(うかい)」が語源だと言われています。
一部「一般的な風邪」については予防効果がある、とする論文もありますが、確立したエビデンス(証拠)はありません。
だから、コロナウイルス感染予防としての「うがい」も、その効果は証明されていないし、国も世界も勧めていません。

コロナウイルスの場合、もう一つ問題があります。
それはフッ素洗口の時に説明したように、集団の中に不顕性感染の子がいた場合、「うがい後の水」を吐き出すことで、水屋にコロナウイルスを含んだ水をまき散らしてしまうことです。周囲1~2メートル、場合によってはそれ以上の範囲にウイルスが飛び散ることも考えられるとのことです。これは、インフルエンザウイルスの時も同様です。
最近は、だ液の中にたくさんのコロナウイルスが含まれていることで、PCR検査ができそうだ、という話さえ出てきています。そんな量のウイルスを、学校の水屋に吐き出したら、と想像してみてください。

つまり、インフルエンザやコロナのような、飛沫感染やエアロゾル感染が指摘される疾病では、集団での「うがい」はむしろ感染を広げる可能性がある、ということになります。

う~ん、ミルミルもインフルエンザが流行したときに、「うがい」させたなあ。
もしかするとそれで感染が広がったかも、と考えると「・・・・ごめんなさい!!」です。
せめて科学的な事実がはっきりした今は、コロナで同じことが繰り返されないように、と願うばかりです。

北海道のお医者さんが作ってくれた資料です。よかったら参考にしてください。
子どもの感染  うがい液中のコロナ

       stay homeの中、こんな可憐な花に癒やされます。

緊急!フッ素洗口とコロナ感染

2020年3月15日

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ある歯医者さんからこんな連絡が入りました。今は小中学校はお休みですが、再開された場合、フッ素洗口が新型コロナウイルス感染拡大の一原因となる可能性があるとのこと。
洗口を行っている学校では、ぜひ学校内で相談して、洗口を中止しましょう。
子どもたちを守るために・・・。

フッ素洗口が新型コロナウイルス感染拡大に繋がる理由

・フッ素洗口のコップを配る人が感染していると、コップにウイルスが付着するし、配布行為自体も感染の機会となる。(ちなみに計量行為は、法律違反です)
・感染者の体液(唾液)には、沢山のウイルスが存在するので、うがいによって体液(唾液)を含む洗口液を水屋や教室で吐き出す行為は、水屋にウイルスをまき散らすことになり、危険で、吐き出した液をティッシュに含ませてゴミ箱に入れる場合、 感染者がいるとゴミ箱には多量のウイルスがいて感染源になる。
・流しに液を流す場合も同様。
・吐き出す際に机や周囲の床に、多少は飛び散り、これもまた大きな感染源になる。
・紙コップをゴミ箱に捨てるためにゴミ箱(ゴミ袋)のところまで歩いていく途中、紙コップの縁に付いた液が床に落ちることも考えられる。 それどころか、子どものすることなのだから紙コップを真っすぐ持ってゴミ箱に入れるとは限らず、うっかりコップを傾けてしまい、洗口液がだらだら 床にこぼれることも十分考えられる。
・紙コップをゴミ箱(ゴミ袋)に投入する際、ゴミ箱(ゴミ袋)の外側を汚染させる可能性があり、教室のゴミ箱(ゴミ袋)を、ゴミ置き場まで運ぶのも危険。
・洗口後に流しで口をすすぐことによって、流しが感染源になり、汚染された流しから水が跳ねて衣服や手や顔に、ウイルスが付着する。
・蛇口に触れる行為も、感染を広げる。
・洗口時にむせて、周囲に洗口液(及び唾液)が飛び散る恐れがある。特に感染者だと気道過敏が起こっていて、咳反射が亢進するので、その可能性が高くなる。実際、洗口液が他人の目に入った事例も報告されている。

情報が必要な方に、伝えてください。
また、この発想で考えると、学校の水屋で「うがい」をさせることも、ウイルスをまき散らす可能性があることになります。

参考資料
Japanese Journal of Nursing Art and Science Vol. 17, pp 26-32, 2018
「手洗い後の洗面カウンターの水滴拭き取り」 

 

お見舞い申し上げます。

2020年3月5日

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いろいろな意味で、お見舞い申し上げます。
新型コロナに感染してしまわれた方、「コロナかもしれない」と思いながら検査を受けられず、不安な思いを抱えている方、マスクやトイレットペーパーが手に入らなくて困っている方、経済的に打撃を受けていられる方、そして突然の「一斉学校休業」で不安な思いを抱いている子どもたち、保護者の皆さん、そして学校現場の皆さま・・・。

かく言うミルミルも、1月下旬に徳島、京都、三重の三県を訪問し、2月末には東京に行き、「もしかして・・・」と思いながら2週間の経過観察中です。京都は多国籍の通行人の間を行き来し、東京は秋葉原での会議と宿泊で、充分気をつけたつもりですが、やはり不安は残ります。

3月に入ってから、ミルミルが主催に関わる行事は、次々と中止になっています。
この社会状況は、まだまだ続くかも知れません。  
とにかく早く落ち着いて欲しい、と願うばかりです。

4月に新学期が無事始まるかどうかわかりませんが、健康診断の事前指導として眼科検診、尿検査を一つずつアップしました。「こどもの歯と健康を考える会」にもアップしました。

続けて「まったり京都」も次々アップしますので、お疲れの方は、京都で癒やされてください。

     京都 法金剛院の紅梅

                 

 

 

雪の少ない珍しい新年です。

2020年1月8日

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皆さま、明けましておめでとうございます。
雪の少ない、明るいお正月が迎えられました。信じられないほど、雪が少ない!!
雪かき担当の夫は喜んでいますが、困っている人もいるはずですよね。さらには夏の水も少し心配です。大丈夫でしょうか・・・。

昨年12月は文字通り「師走」で、新しい教材をアップすることができませんでした。
その会議やイベントの合間をぬって、上野国立科学博物館で「ミイラ展」を見てきました。
レプリカでしたが、ツタンカーメンのミイラにも会えて感激!!しました。
実は高校時代に南アメリカ大陸のインカ文明と、エジプトの文化の共通点に疑問を持ち、当時の世界史の先生から本を借りまくって読んだことがあり、その興味関心は今も続いています。

それはさておき、ようやく「各学年1時間のカリキュラム(小学校用)」を新しくしました。
「性の学習をしたいけど、1時間しかもらえない」という方、お役に立てるといいのですが。

        昨年秋の我が家の金木犀