中学生も受けられるんだよコロナワクチン

2021年6月8日
カテゴリ:その他

ワクチンの「からだのおしゃべり」小学生用は、免疫の仕組みを中心に作成しましたが、中学生ですから、ある程度は免疫の仕組みはわかっているもの(・・・そうでもないかもしれませんが)として、もっと具体的にコロナワクチンについて説明することにしました。
免疫の仕組みは、中学校3年生の保健の教科書に載っていますが、DNAやRNAについては高校生で詳しく学習します。まずは、あまり難しくならずに、基本的な情報を伝える内容になるよう配慮してみました。
ただ、一方的に説明を聞くだけでは、「ふ~ん」で終わってしまう可能性がありますので、2カ所、生徒の皆さんが考える部分も作ってあります。
この「からだのおしゃべり」は、現場の養護教員仲間の協力を得て、実際に中学生にワクチンについて質問した結果を基に作りました。
また、実際のデータがいくつか載っていますが、特に副作用に関するデータは、大学附属病院の職員と大学院生へのアンケートから抜粋しました。高齢者はほとんど含まず、20代前半の人たちも含まれていることから、このデータを選びました。
教材のコロナウイルスの図は、スパイク部分が小さくて、使いにくいかもしれません。その時は、ネット等から使いやすいものを選んでみてください。

教材の作り方

教材①(東山書房 「健康教育イラスト・カット 後期編」より)

教材② 教材③ 教材④

 

教材①、②、③、④は、同率に拡大して使えるようになっています。
教材②は、教材①の喉の部分から、吹き出しになるようにおきます。
右のコロナウイルスは、上の二つが教材③です。教材②の細胞の受容体部分にはめ込まれるように周囲の紙を切り落としておいてください。
コロナウイルスの下の2つは教材④です。Yの部分が抗体、と考えてください。