月読神社、法輪寺、天竜寺(弘源院、宝厳院)

2018年12月25日
カテゴリ:その他

今回は、嵐山方面です。
月読神社
阪急電車「松尾大社駅」から、松尾大社前を通り過ぎて、住宅街をしばらく歩くと、山肌に囲まれた
「月読神社(つきよみじんじゃ)」が現れます。
鳥居を潜ると、中央に舞台があり、その奥に拝殿、鳥居の両脇に塀が続いています。
見るからに格式の高い、古い歴史のある神社だということがわかります。
神社の入り口に立て札があり、それによると1500年の歴史があるとのこと。紀元500年頃にできたことになりますから、古墳時代です。すごい!
「月読」というのは、「月読命(ツキヨミノミコト)」つまり、アマテラスの弟、スサノオの兄、ということになります。
なるほど、御利益ありそう・・・。
私が拝観している間に、中央の舞台でご祈祷をしてもらっている方もいました。

ただ、残念なことに台風の影響で本殿の屋根が大きく損傷していて、青いビニールシートがかけてありました。大原でもたくさんの杉の木が倒れていましたが、ここにも被害が。
すごかったんですね、台風。

法輪寺

別名「嵯峨虚空蔵」の方が、地元の方にはピンと来るのでしょうね。「法輪寺」といったら、首を傾げられてしまいました。
何が有名なのかといえば、もちろん「十三参り」。この日も、袴姿のお嬢さんが参拝していました。本来は3月から5月とのことですので、季節外れなのでしょうけれど、ご家族と一緒に楽しそうでした。
参道の楓のトンネルも見事。階段を上って本堂の両脇には、牛と虎の象があります。狛犬じゃないんですね。

本堂の手前を右に曲がって進むと、展望台が広がっていて、嵐山の風景が一気に開けていきます。
この日はお天気もよかったので、ご覧のように見事な眺めです。日向ぼっこしてしまいました。

弘源寺

弘源寺は天竜寺の塔頭の一つで、この時期特別拝観をしていました。
内部の建物は比較的新しい感じがしましたが、庭園はそう大きくはないものの苔と緑、砂をきれいに配置したお庭で、ゆっくり座って見ることができました。廊下の柱には、幕末に天竜寺に逗留した長州藩の人が切ったという刀傷が・・・。もったいない!

このお寺の見所は、明治から大正にかけて「京都四条派」と呼ばれる竹内栖鳳一派の絵が、たくさんあることです。それも、1つ2つではなく・・・。
お好きな方なら、この絵だけで1時間以上はたっぷり楽しめそうです。

宝厳院

ここも天竜寺塔頭の一つで、特別拝観中。
かなり広い敷地のお寺です。しかも、他のお寺にはない特徴もあり、なかなか見応えがありました。
まず、お庭が面白い。
たくさんの緑や苔を敷き詰めた広いお庭に配置されたのは、大抵水や砂ですが、このお寺の広い庭に
置かれたのは石です。「獅子吼の庭」というそうですが、それぞれの石や庭の部分に意味があり、パンフレットを読みながら楽しく見て歩くことができました。


また、本堂のふすま絵も気に入りました。田村能里子さんという現代洋画家が書いたものです。
今回の旅で、現代作家が書いたお寺のふすま絵を何点か見ましたが、私はこの宝厳院のふすま絵が好きです。何より、お寺のふすま絵、という感じがするのです。きれいなオレンジ色と深い青の色彩も素敵でした。誰もいない静かな本堂で、じっくり鑑賞してきました。
お庭の緑も素敵でした。