

新着情報
2学期 スタート!
「子どもの歯と健康を考える会」に「教員の仕事ではありません!」と「東京、神奈川、大阪、兵庫、広島、岡山、宮城、群馬・・・・」をUPしました。
暑いですねえ。
ミルミルも夏休みを頂きましたが、あまりの暑さに結局出かけずに終わりました。
夏休みとはいえ部活動があった中高の養護教員の皆さん、すでに新学期が始まった小学校の養護教員の皆さん、ほんとにいつもとは全く違った配慮の必要な夏で、かえってお疲れの方もいるかもしれません。
早く涼しくなるといいですね。
さて、今回は教材ではなくフッ素洗口についての記事を2つUPしました。
記事にも書きましたが、この1年、全国でフッ素洗口の実施が広がりつつあり、非常に危機感を持っています。
2018年の調査によれば、全国でフッ素洗口を実施してる小学校は、学校数で25.1%、児童数で17%、中学校は学校数では10.9%、生徒数では5.7%ですが、すでに2018年以降も増え続けていますから、これよりもかなり多くなっていることが予想されます。
フッ素洗口は医薬品を使った医療的行為ですから、教育とは言えません。ですから、教員の仕事ではありません。さらに日本のようにフッ素入り歯みがき剤が普及しているところで、さらにフッ素洗口をしても効果は増えないことがわかっています。
もういい加減に、「こどものために学校でやって!」は止めましょう。
でないと先生方がどんどんダメになっていき、日本の教育自体がダメになります。
ぜひ、記事を読んでいただき、さらにこのHPのトップページにある「フッ素・子どもと未来」のリンク先の記事もぜひぜひお読みください。
京都は本当に夏は暑いんですよ
みなさん、ごめんなさい。今月はミルミルにも夏休みください。なので更新したものはありません。
今日は8月6日。78年前に広島に原爆が投下された日です。
20年以上前になりますが、「拒絶された原爆展(1997年初版)」(みすず書房)という本を読んだことがあります。最近は、映画「オッペンハイマー」「バービー」のミーム画像に、アメリカでは好意的な反応が出たことで問題になりましたが、「拒絶された原爆展」でも、アメリカで原爆の悲惨さを伝えようと企画された展示会が、様々な圧力で中止に追い込まれる様子が、克明に描かれています。
550ページもあるこの本を手に取ったとき、「読み切れるかな」と心配になったのですが、読めば読むほど暗澹たる気分になりながらも、結局、読み切ってしまいました。
落とした側と落とされた側、詳細な研究データを取りながらそれを隠し通した側と、何が起こったのかわからないまま、死んでいく側。その間にある大きな溝を感じながら読みました。
しかし、最近は原爆資料館を訪れる海外の人が増加しつつある、という情報も聞きます。少しは溝が埋まったのかも・・・と、ちょっと嬉しい気分。
一方で、ウクライナとロシアの状況を見ながら、原爆使用に現実感を強くしている人が増えているのではという心配もあります。こちらは、決して嬉しいことではありませんが・・・・。
もちろん、今各国にある原爆は、広島・長崎に落とされたものの何倍以上もの威力を持っていますから、たった1発使用しただけでも、広島・長崎どころではない被害が出るのでしょう。
ここ最近、全国から次々と寄せられる学校へのフッ素洗口導入の動きとも相まって、
「なんか、おかしくなっていませんか?ちゃんと、落ち着いて考えましょうよ。原爆もフッ素も子どもたちの命と未来がかかっているんですよ。」
と、みんなで声を大にして、言いませんか?黙っていても、何も変わらない・・・原爆の被害者の皆さんの運動を見ていると、そう強く思わされます。
京都 永観堂の庭 手前に半夏生の花が咲いていました。
プールの季節になりました。
ほけんだより低学年用「水着をきるわけは・・・」と、まったり京都に「東本願寺、上賀茂神社、楽美術館、田丸弥、永観堂禅林寺、智積院」 をUPしました。
暑いですねえ。
毎日学校での熱中症のニュースが流れ、そのたびに「養護教員の方は大変だろうなあ」とつい思ってしまいます。夏休みまであと少し。頑張りましょう。
数日前、学校の水泳指導を民間のプール施設に委託している自治体の記事を読みました。
ミルミルは、自校設置のプール管理も、民間施設のプール利用も、どちらも経験があります。
でも、どちらが大変かと言えば、もう、圧倒的に自校設置のプール管理ですよね。
プール管理は、学校によっては体育主任の仕事、というところもあるようですが、小学校では空き時間なく授業をしている体育主任が管理するのは至難の業です。
事故が起きてからではまずいので、私がプール管理を引き受けることが多く、古い循環器を使っているプールなどは、ひどいときは1時間に2~3回プールに行くこともありました。
場所によっては、循環器の設置してある小屋に蛇がいたり、一度はプール周囲の隙間に蛇が大量に卵を産み、それが孵化する(ぎょえ~!!!)などという経験もあります。
それに比べれば、民間施設のプール利用は楽ですよね。でもそこでの水質管理は、民間施設が学校対象の基準に合わせて行ってもらえるのか、という問題もあります。責任の所在も、どうなるのでしょう。
こういったことが解消されれば、確かに学校の負担は軽くなりますが、実際は問題はおきていないのでしょうか。
私が読んだ記事では、「大成功!」的な表現しかありませんでしたが、子どもの安全や教育の視点で、多様な方向からしっかり検討した結果を、問題点も含めて報道してもらいたいものです。
今年は「サントリー」のトマトを植えました。早速いっぱい実って、甘くておしいい!
サントリー、当たりでしたね。