

新着情報
私たちは20万種の生き物と暮…
ほけんだより小学校高学年に「頭痛あるある!」、中学校に「健康診断結果は誰のもの」をUPしました。
まだ5月、6月だというのに台風の影響・・・?で、大きな被害が出ている地域があります。被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が大きくならないといいのですが。
新型コロナ感染症が5類に移行し、1ヶ月が経ちました。
別に新型コロナ感染症がなくなったわけでも、感染者が一気に減少しているわけでもないのですが、少し気が楽になった、という方もいるのではないでしょうか。
しかしその一方で、インフルエンザが流行している学校もあります。
当然と言えば当然ですよね。消毒してマスクして、常在菌まで含めて殺菌してしまっていた可能性があるので、免疫がなくなる状況は予想できたことです。
以前「家は生態系~あなたは20万種の生き物と暮らしている~」という本を読みました。著者はロブ・ダンさん。アメリカ、ノースカロライナ州立大学教授であり、コペンハーゲン大学自然史博物館にもお勤めのようです。
この本で、私たちの身の回りにある微生物がどのように発見されていったかを知り、コロナで有名になったPCR検査の仕組みも知りました。
この本の中にこんな一節があります。
「病原体が、目に見えない世界に属していることがわかると、屋内にいる目に見えない生物全てに対して戦いが宣言された。人間の身近にいる生物であればあるほど、徹底的に叩きのめそうとした。」
学校保健の中で、ウイルスや細菌と人間がどのような関係にあるのかを、感情的(汚い、嫌)ではなく、科学的にどう教えたらいいのかを考えさせられる本でした。
キアゲハ、羽化しました。
ほけんだより中学年に「『おなかがいたい!』のはなぜ?」、ショート指導に「中学校 心臓の動きとAED」をUPしました。
昨年10月にキアゲハの蛹の写真を載せましたが、5月に入ってから8匹の蛹が次々と羽化し、うち6羽が無事飛び立ちました。残念ながら2羽は羽根が十分伸びなかったり、立ててあった割り箸から落ちてしまって羽が欠けたりして飛び立つことができませんでした。
でも、自然界の成虫率は6%だそうですので、それよりは高確率でほっとしました。
ミルミルのお隣の自治体の学校で、とうとう「養護教員がいない」状況で1年が始まった学校が出てしまいました。全国でも「担任がいない」「産休の代わりの先生がいない」「若い教員がどんどん止めていく」といった問題が山ほど!!起きています。
もう単独の学校で解決できるような問題ではありませんよね。例え特別手当を10%に上げたって、教員の希望者は増えることはないと思いますし、逆に今の多忙な現場が「10%払ったのだから働くのは当然」の雰囲気になる可能性もあり、ますます教員のなり手は少なくなりそうです。
最も犠牲になるのは、子どもたちなのに・・・。
4月 新しい1年です
ほけんだよりに 小学校高学年用「あなたのお花畑」、中学生用「取り過ぎて困るもの」をUPしました。
新年度が始まりました。
健康診断やら新入生の対応やら、忙しい毎日が続きます。でも、忙しい時期だからこそ、からだに気をつけて健康に過ごせるといいですね。
ここ数ヶ月、学校や教員にとっては信じられないような出来事が次々と起きていたように思います。
そしてその続きのように、2日前WHOから「健康な成人や子どもについては、コロナワクチンの追加接種は推奨しない」との発表があったのです。今更・・・?と思いながら聞かれた方も多いでしょう。
この勧告の理由になったかどうかはわかりませんが、昨年アメリカでは、ファイザー製のワクチンの治験結果が裁判で明らかになる、ということが起きています。
アメリカFDAが公開した「特別な注意を要する有害事象」には、これまで聞いたことのないような副作用が羅列してあります。実際の接種者には知らせずに、治験データを非公開にしたようです。
そういえば、以前も似たようなことがあった気がする・・・。
思い出しました。HPVワクチンの時です。
自治体から配布された問診票には、接種部位の疼痛は「10%~」と書いてありました。しかし、その後医師用に配付された製薬業者の資料には、治験結果として接種部位の疼痛「98%」と書かれていたのです。98%は確かに10%~にも含まれますが、受け取る側の印象は全く違います。
私たち消費者は、どうやったら正しい情報を手に入れることができるのか、本当に不安になってしまいます。
せめて子どもたちには、科学的な、今提供することができるしっかりした情報を、今年1年かけて提供していきたいものです。
また1年、頑張りましょう。