筋肉は傷ついて強くなる

2018年9月20日
カテゴリ:中学校

中学生にとっては身近な経験「筋肉痛」。多くの中学生は、「筋肉を使いすぎたので痛い」と考えているようです。そのしくみを理解してもらうために、これも多くの中学生が経験している切り傷や擦り傷の治り方を参考に考えられるようにしてみました。できるだけ短時間で考えられるよう、筋肉のしくみは、教材で表現しました。さらに最後は、自分の生活を振り返ることができるようにしてあります。

一番最初にこのほけんだよりを作ったときは「筋肉は切れて強くなる」というタイトルをつけていましたが、切れるだけでなく単に傷つく場合もあるので、タイトルを変更しました。
ただし、筋肉が太くなるしくみは、まだ十分解明されていないそうです。今後、研究が進み、新たなしくみが解明されたときは、また新しいほけんだよりを作らなくては・・・。

 

教材の作り方

左から教材①糸(1本)、②数本束になった糸、③発砲の丸い棒・・・これは今まで「小丸太くん」という名称で、小学校図工の教材として販売されていました。今は、残念ながら無いようです。ネット等で「丸棒発砲」等の名称で販売されているものとほぼ同じですので、探してみてください。直径は7~8ミリのものを使っています。

 

       教材④何本かの発砲の丸い棒を紙で包みます。紙は何でも構いません。

 

 

教材⑤ 教材④と同じ太さの紙だけをいくつか作り、それをさらに大きな紙で包みます。

これで1本の筋肉です。

 

    横から見るとこんな感じです。