「管理」から「教育」へ

2019年4月2日
カテゴリ:その他

健康診断は、学校保健の分類によれば、「保健管理」に分けられ、学習や指導とは違った活動です。
その目的も、子どもたちが学校生活を送る上で、支障となるような身体的異常がないかどうかを調べ、
もし異常が見つかったときには、適切な対応をするために実施されるものです。
ですから、あくまで管理をするための活動、と割り切ってしまうこともできます。
さらに、学校現場では、短時間で流れ作業のように、さっさと実施することが要求される場合もあり、子どもたちが自分のからだをじっくり見つめる場には、なかなかなりにくくなっています。

でも、受けるのは子ども自身です。からだの状況を調べるせっかくの機会に、なんとか自分のからだに目を向けて欲しい、ということで、健康診断の事前学習として「からだの学習」を行いました。
単なる事務連絡だけでなく、学びの場として活用することができます。

実際の指導は、ほけんだよりと同様、担任にお願いすることになります。
学校の状況や日程などを見比べて、担任の負担にならない程度から始めてみましょう。