読むだけ歯科(中学校)
2021年5月6日
カテゴリ:その他
小学生対象の歯の学習は、むし歯予防の内容が多いのですが、中学生では歯肉炎の指導が多くなります。特に「思春期歯肉炎」と言われる病気は、女性ホルモンや生活習慣の変化が原因で、中・高生になると一気に増加していきます。
教材で使用する本「歯肉を診る・歯肉を読む」は、実際の歯ぐきの写真がたくさん載っています。AとBの写真は、この本の23ページに載っている図20,図22です。歯肉炎の歯ぐきが、歯みがきによってきれいに回復している写真です。
もちろん養護教員のみなさんは、どこが歯肉炎なのかは一目でわかると思いますが、担任の先生方は、そういう訳にはいかないでしょうから、写真には解説をつけておきましょう。