歯をかぞえると
2022年9月13日
カテゴリ:その他
小学校中学年になると、乳歯がほとんど抜けて永久歯が24本揃ってきます。と同時に、6才臼歯の後ろに新たに第2大臼歯が生え始め、大人の歯並びに近づいていきます。
問題はこの第2大臼歯です。
6才臼歯同様、この第2大臼歯はむし歯になりやすく、新たなむし歯予防の重点となる歯なのです。
さらにその後ろに生えてくる予定(?)の第3大臼歯に至っては、現代人では歯そのものが形成されない、或いは顔の骨格が小さくなってしまったため、形成されていても生える隙間がない、などの理由で、とてもやっかいな歯になってしまっています。
子どもたちにはぜひ自分の歯の様子を把握した上で、それがこれからどのように変化していくかを理解しておいて欲しいと考え、ほけんだよりにしてみました。
永久歯の図を使って数を数えたり、「これからどうする?」に自分の考えを書く(或いは発表する)活動は、ぜひやってみてください。
歯を数える活動は、歯の表面を1本ずつ触ってみることで可能ですが、手洗い後や今なら消毒後に行うとよいでしょう。時間がとれないときは、「おうちで数えてみてね」でも構いません。
そんな時は翌日の朝にでも、「昨日、歯の数数えてみた?」と一声かけてみてください。